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コンパックコンピュータ、電子帳簿保存法に対応した企業向け電子帳簿システム『OpenPrint/ePrint-f』を発表

2000年04月20日 00時00分更新

文● 編集部

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コンパックコンピュータ(株)は19日、企業の財務関係書類を電子化して保存する電子帳簿システム『OpenPrint/ePrint-f(オープンプリント/イープリントエフ)』を発表した。価格は350万円で、6月1日に出荷を開始する。

同製品は、企業の既存の財務会計システムから出力されたデータを、税法の国税関係帳簿書類に適合した“電子帳簿”として保存するシステムで、『OpenPrint』と『ePrint-f』という2つのシステムで構成される。OpenPrintは、帳票開発、出力、プリンタの管理など、企業の印刷環境を整備するシステムで、UNIX、Linux、Windowsなどのさまざまなプラットフォームに対応し、各社のERPパッケージと親和性を持つという。一方、ePrint-fは、OpenPrintにより出力された財務会計システムやERPパッケージのデータを、Windows環境でCD-Rに保存するシステムで、保存した電子帳簿はいろいろな条件での検索や、ウェブブラウザーからの閲覧が可能である。さらに、帳簿フォームがテンプレートで用意され、独自の帳簿フォームも添付のツールで開発できるという。なお、これまで紙で保存された国税関係帳簿書類は、1998年に施行された電子帳簿保存法により、コンピューター上のファイルとして保存が可能になった。

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