日本電気(株)(NEC)は4日、グラフィックデザイン、ワークステーション、DTPなどのハイエンドモニター用に、デジタルインターフェースを搭載した20.1インチ(対角51cm)のアモルファスシリコンTFTカラー液晶ディスプレー2品種を製品化し、サンプル出荷を6月に開始すると発表した。価格は、2ポート搭載のLVDS方式のデジタルRGB入力対応モデル『NL128102AC31-02』が30万円で、TMDS方式のデジタルRGB輝度信号入力/アナログRGB輝度信号入力の両方式対応モデル『同-02A』が33万円。
同製品は、1280×1024画素で、1677万色の表示が可能。水平垂直ともに170度という広視野角を実現する。画素ピッチは0.312×0.312mm、輝度は1平方メートルあたり250cd、コントラスト比は250:1で、消費電力は46.6W(NL128102AC31-02)。サイズは幅470×奥行き42.5×高さ382mm。重量は同-02が2.43kgで、同-02Aが2.53kg。
同社のナログインタフェース仕様の20.1インチの製品と外形や取りつけ穴位置などが互換となっているので、既存の筐体が使用できるという。
