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日本SGIとULM、大学内VODのマルチメディア学習システムを開発

2000年03月28日 00時00分更新

文● 編集部

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日本SGI(株)と(株)ユニバーシティラーニングメディア(以下ULM)は27日、大学内に設置したビデオ・オン・デマンド(VOD)システムを利用したマルチメディア学習システムを共同開発し、提供を開始したと発表した。

今回共同開発したシステムは、各種資格取得支援講座“ULMライセンスプログラム”を、通信衛星経由で各大学に設置した日本SGIの『Origin 200サーバ』または『SGI 2100サーバ』に配信・蓄積し、蓄積したコンテンツを教室内のパソコンやプロジェクターで利用するもの。VODシステムにより、大学生は校内で資格専門学校レベルの講義をいつでも受講可能となっている。ULMでは、9月まで白鴎大学、創価大学、芝浦工業大学、拓殖大学などで配信・運用の実験を行なった後、約200の私立大学で“簿記3級講座”、“簿記2級講座”、“初級シスアド”、“就職サクセス講座”などを配信する計画という。そのほか、メールや電話での質疑応答、模擬試験などを大学内で実施するサポートプログラムも用意する。

なお、ULMは、大学内マルチメディア学習システム“ULM”を提唱している社団法人日本工業技術振興会・ユニバーシティラーニングメディア協議会(ULM協議会)が、同システムの普及を推進するために発足させた企業で、ULMシステムに対応したコンテンツ“ULMライセンスプログラム”の制作などを行なっている。

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