日本ゲートウェイ(株)の25日の発表によると、米ゲートウェイ社は現地時間の23日、米サン・マイクロシステムズ社、米オフィスマックス社、米eSoft社と販売流通に関する戦略的な提携を結んだと発表した。それぞれの内容は以下のとおり。
・サン:サンがゲートウェイのWindowsパソコンを企業顧客に推薦し、ゲートウェイがサンの一部ソフト製品搭載のパソコンを販売するという内容
・オフィスマックス:オフィスマックスが全米で展開する大型オフィス用品専門店の店内にゲートウェイ直販店を出店し、ゲートウェイが同社のコンピューター小売部門の経営を行なう
・eSoft:ゲートウェイがeSoftに2500万ドル(約27億5000万円)の投資を行ない、企業のインターネットサービス事業を支援するようなサービス&製品を共同開発する。ゲートウェイは今後、eSoftの中小企業向けシステムを同社のサービスにおいて使用(販売)する権利を持つ。
なお、これら提携内容について、日本国内でも同様の戦略を採るかどうかは検討中。
ゲートウェイはまた、ハードウェア販売以外の事業の利益を中心に、2004年までに300億ドル(約3兆3000億円)の売上確保を目指すと発表した。これに向け、2000年末までに総利益に占めるハードウェア販売以外の事業の利益を、前年の倍にあたる40パーセントまで引き上げるという。