オランダのジェトロニクス社の日本法人である日本オリベッティ(株)は、同社の社名を“ジェトロニクス・オリベッティ株式会社”に変更したと発表した。
これは、日本オリベッティの親会社だった米ワング・グローバル社が'99年7月にジェトロニクス社と合併し、ジェトロニクス・ワング(GetronicsWang)社に社名を変更したことを受けてのもの。イタリアのオリベッティ社もジェトロニクス・オリベッティ(GetronicsOlivetti)に社名を変更している。
社名変更に伴い日本で採用された新しいロゴマークのモチーフは“伝統と最先端”。ジェトロニクスのコーポレートカラーである青と、空を駆けるアークを特徴とし、トレーニングを受けたプロフェッショナル集団に代表される“人”と、世界のどの地域でも同一レベルのサービスを提供できる“技術”をモチーフにしているという。
なお、同社はベンダーに依存しない自由な選択と組み合わせを可能にするコンサルティングや支援サービスなどを提供する。特に“ビジネスソリューション”や“ネットワークテクノロジーサービス”の2分野においてビジネス展開していくという。
なお、同社の資本金は54億3750万円で、出資比率はジェトロニクスが80%、東芝が20%。
ジェトロニクスは、世界44ヵ国に子会社と、130ヵ国にサービス拠点を持つグローバル企業。e-ビジネスに対応するICT(通信技術)サービスなどを提供する。