NTTコミュニケーションウェア(株)(NTTコムウェア)は28日、企業向けのASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)事業に本格参入する発表した。
ASPは、インターネットを利用したアプリケーションホスティングサービスとアウトソーシングサービスを提供する業者。ユーザー側ではソフトの購入やサーバーのシステム管理・保守要員が不要となり、コスト削減に効果があるとされている。
同社はASP事業として、企業向けにインターネットを介してグループウェア機能を提供するサービス“ねっとデわーく(Net
de Work)”を開始する。これは、ユーザーが同社のサーバーに接続するだけで、電子メール、スケジュール管理、アドレス帳などの情報を共有でき、ヘルプデスクのサポートが受けられるというもの。
同社は、ねっとデわーくの実験サービスを、NTTリース(株)、(株)ソフマップ、ラオックス(株)、上新電機(株)と共同で11月下旬に開始する。利用料金は無料。ただし、サービスの対象は、東京、神奈川、千葉、埼玉の中小企業および大企業の部門単位となっている。応募先は、NTTコムウェア
NWC事業本部 営業企画部 ASPプロジェクト。
なお、正式サービスは2000年1月に開始予定。利用料金は、1ユーザー当たり毎月3000円を予定している。