カーポイント(株)の菊池三郎社長は13日、インターネットサイトを使った自動車購入仲介サービスを今年すなわち平成11年の11月11日11時11分11秒より開始すると発表した。
カーポイントは、マイクロソフトMSNの一部としてすでに北米で、サービスを開始している。日本版カーポイントは、ソフトバンク・コマース(株)が45パーセント、マイクロソフトコーポレーションが37パーセント、(株)セブンイレブン・ジャパンが10パーセント、ヤフー(株)が8パーセントの出資比率で資本金8億4000万円でスタートする。
サービスの内容は、自動車の購入の仲介。カーポイントがディーラーとなって自動車を売るわけではない。具体的には、カーポイントを訪れたユーザーは自動車の装備やスペック、価格、などのデータベース、自動車評論家による試乗記、購入ガイド、目的別に車種を紹介するコーナーなどから自動車の情報を得て、細かいグレード装備を指定したうえで見積もりを依頼する。
カーポイントはユーザーからの見積もり依頼を、ユーザープロフィールからの7桁の郵便番号にしたがって近くのディーラーに転送、ユーザーにはディーラー2社からの見積もりを得ることができる。