(株)日立製作所は16日、同社の半導体グループが144MbitダイレクトRDRAM『HM5512182FBT』を製品化したと発表した。HM5512182FBTは、サーバーマシンやワークステーション、パソコンなどのメインメモリー用として開発されたもの。0.18μmのCMOSプロセスを採用し、データ転送周波数800MHz(動作周波数400MHz)に対応する。データ転送速度は、最大で毎秒1.6GB。
同社はまた、『HM5512182FBT』を搭載したメモリーモジュールとして、288MバイトRIMM『HB55A256ARR』と144MバイトRIMM『HB55A128ARP』を発表した。144Mbitメモリー単品のサンプル出荷は11月、RIMMのサンプル出荷は12月を予定している。