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【WORLD PC EXPO 99 レポート Vol.7】アテインがAdobe Premiere5.1用トレーニングビデオDVD版を発売

1999年09月07日 00時00分更新

文● 編集部 三浦和也

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WORLD PC EXPO会場の幕張メッセ内で本日、アテイン(株)はビデオ編集ソフト『Adobe Premiere5.1J』のトレーニングDVD-Video『誰でもわかる Adobe Premiere 5.1J 上巻、中巻、下巻』を発表した。この製品はMacintosh版Premiere、Windows版Premiere両方に対応している。各巻5980円で10日に販売開始の予定。

トレーニングDVD-Video『誰でもわかる Adobe Premiere 5.1J 上巻、中巻、下巻』
トレーニングDVD-Video『誰でもわかる Adobe Premiere 5.1J 上巻、中巻、下巻』



この“誰でもわかる”シリーズはこれまで、『Adobe Illustrater』『Adobe Photoshop』『Adobe Premiere』用のビデオがVHSで発売されていたが、この『誰でもわかる Adobe Premiere 5.1J』の発売を機に今後の“誰でもわかる”シリーズはVHSビデオとDVD-Videoのふたつのメディアで展開してゆく予定だという。
DVD-Videoにすることのメリットとしては、基本的にVHSと同じ内容だが、DVDの特徴を活かしてメニュー方式で知りたいところ、思い出したいところを瞬時に選択できることや、Chapterを利用して飛ばし見することでトレーニングの効果が上がるとしている。また、DVDの画面をウィンドウとして常時見えるようにしていればソフトを実際に操作しながらトレーニングできる、ともしている。



DVD-Videoの画面。マルチメディアクリエーターの上田キミヒロ氏が本格的なミュージッククリップを作りながら実践的にAdobe Premiere 5.1J の使い方が学習できる
DVD-Videoの画面。マルチメディアクリエーターの上田キミヒロ氏が本格的なミュージッククリップを作りながら実践的にAdobe Premiere 5.1J の使い方が学習できる



同社の若林氏は「アテインがマルチメディアに注力するという方針を示す意味も含めてDVD-Videoタイトルを制作いたしました。我われは、マルチメディアの重要な要素は動画と音楽だと考えます。 Adobe Premiereを選んだのは音楽と動画をオーサリングできるソフトとして代表的な商品だからです」
「『誰でもわかる Adobe Premiere 5.1J』は3巻からなっていますが、いづれも1本のミュージッククリップを制作する過程を通してソフトの使い方を覚えられるようになっています」と市場が動き出したDVDのジャンルにさきがけて商品をリリースする意味を語った。

今後の“誰でもわかる”シリーズの展開としては
・アビッド社のノンリニア編集システム『Media Composer』
・アドビシステムズ社の『After Effects』
・パソコンでの動画キャプチャー時の入出力時のノウハウ
以上のタイトルが実際に制作、もしくは予定にあるという。もちろんVHS版とDVD版が用意される。

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