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シマンテック、ウイルス対策ソフト『ノートン・アンチウィルス2000』と『Norton AntiVirus Enterprise Solution』を発売

1999年09月03日 00時00分更新

文● 編集部 堀田ハルナ

(株)シマンテックは、2日、個人向けウイルス対策ソフト『ノートン・アンチウィルス2000』(以下NAV2000)と、企業向けソフト、『Norton AntiVirus Enterprise Solution』(以下NAV ES)を発表した。今回同社では、個人ユーザーの向け商品に加えて、企業のネットワーク管理者が社内のウイルス対策を一括して行なえる企業向けのソフトを用意した。NAV2000は『ノートン・アンチウィルス5.5』に新機能が加わったバージョンアップ版だ。

『ノートン・アンチウィルス2000』『ノートン・アンチウィルス2000』



『Norton AntiVirus Enterprise Solution』(写真は英語版のパッケージ)『Norton AntiVirus Enterprise Solution』(写真は英語版のパッケージ)



『ノートン・アンチウィルス2000』の新機能

新製品NAV2000の主なポイントは、電子メール経由でのウイルス侵入への対応機能がついた点、メモリ使用量が減って“軽い”ソフトになった点、“ウィルス定義ファイル”(ワクチン)の最終更新日時などが確認できるインターフェースを採用した点などである。

同製品では電子メール中のウイルスを確実に検知できるという“Email Scanning”という新機能が加わった。POPメールを受信した際に、メール本文はもちろん、多重(最大10段階)に圧縮された添付ファイルも自動的にスキャンし、ボタンをクリックするだけで発見したウィルスを駆除することができる。メールソフト『Outlook』、『Outlook Express』、『Eudora Pro』、『Eudora Lite』、『Netscape Messenger』『Netscape Mail』などに対応している。

インターフェースも簡素化され、メイン画面で自分のパソコンの定義ファイルの更新日時や、対応するウイルスの数、検疫されたウイルスの有無などが確認できる。ウイルス定義ファイルが古くなると、更新を促すメッセージが表示されるほか、新しいウイルスを発見すると、Windowsの標準画面で警告メッセージを表示する。ウイルスの駆除もウィザード形式なので、指示にしたがって操作するだけだ。

また、最新のウイルス情報と対応ワクチンをオンラインで提供するサービス“LiveAdviser”も提供している。同社は、“SYMANTEC ANTIVIRUS RESEARCH CENTER(SARC)”というコンピューター・ウイルス研究所を持つ。これは、日・米・欧・豪の専門家40人が、24時間体制でウィルスの解析やファイルシステムの解析を行なっている研究所である。

ユーザーが未知のウイルスを発見した場合には、疑わしいファイルのマクロ感染部分のみをこの研究所にインターネット経由で送り、解析を依頼できる。研究所ではこのウイルスを数時間で解析し、ワクチンを作成してユーザーに送付する。

『Norton AntiVirus Enterprise Solution』の新機能

企業向けの新製品NAV ESは、ウイルスを検知する“Email Scanning”やウイルス駆除などの基本機能はNAV2000と全く同じである。これに加えてNAV ESでは、管理者がひとつのコンソールから一括してサーバー内のNAVを管理できる。

ネットワーク上でウイルスが検知された場合、ネットワーク管理者は感染ファイルを任意の“検疫サーバー”に隔離できる。このため、多くのクライアントユーザーがウイルスに感染をする前に、被害を食い止めることが可能。また、サーバーに属するすべてのパソコンは、NAV ESサーバーと自動的に同期する。したがって、管理者は、ウイルスのスキャンジョブのスケジューリングや、定義ファイルの更新を単一のコンソールから一括して行なえる。

発表会で挨拶した代表取締役社長の成田明彦氏は、個人向けだけでなく、企業ユーザーに向けた商品を用意し、さまざまな顧客に対応したい」と述べた。

同社代表取締役社長の成田明彦氏
同社代表取締役社長の成田明彦氏



また、米シマンテック社会長兼社長兼CEOのJohn W.Thompson(ジョン・トンプソン)氏は、「CEO就任以来、会社の成長に主眼を置いてきたが、この四半期で実績を挙げたと思う。今後は、デスクトップパソコンだけでなく、携帯電話やパームといったリモートリバイスにも対応したい。また、企業ユーザー市場での成長を目指したい」と語った。

会長兼社長兼CEO ジョン・トンプソン氏
会長兼社長兼CEO ジョン・トンプソン氏



また、同社のビジネスパートナーとして挨拶に立った日本アイ・ビー・エム(株)代表取締役社長の北城恪太郎氏は、「これまで企業は、ビジネスを潤滑に運ぶために環境を整えていた。しかし今後は、インターネットという既存のツールをどう利用するかが重要になってくる」と、インターネットとこれに欠かせないセキュリティ対策の重用性を強調した。同社でも、ビジネスパートナーとしてシマンテック製品を利用し、顧客に提供しているという。

米シマンテック社のセキュリティ&アシスタンス担当副社長、最高技術責任者Enrique Salem(エンリケ・セーラム)氏は、「企業のネットワーク環境は非常に複雑であるため、既存のインフラに対応することを重視した」と述べた。

NAV2000は、9月30日発売で価格は6500円。アップグレードパッケージは3900円で、9月2日から10月30日の間にNAV5.0を購入したユーザーは、1500円(税別)でアップグレードができるキャンペーンを行なう。また、5ユーザーライセンスパックは2万5350円、20ユーザーライセンスパックは9万7500円。対応OSは、Windows95/98、Windows NT4.0 Workstation。Windows95/98では32MB以上、Windows NTでは62MB以上のRAMが必要。

NAV ESは、12月発売予定で、1サーバー・5クライアントのスターターキットは8万8000円、1サーバー・20クライアントで24万8000円となる。対応OSは、NetWare3.2J/4.xJ/5.0J、Windows NT4.0 Server。社内ネットワーク環境で複数台数のウィルス対策が必要な場合には、“シマンテック・バリューライセンス・プログラム”が用意されている。

同社では、NAV2000の初年度販売本数は150万本を目標にするという。NAV ESは、初年度で100万クライアント・ライセンスを目指すとしている。

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