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インテルが、Pentium IIIオーナー専用サービス“WebOutfitter”に新テーマ追加

1999年08月30日 00時00分更新

文● 編集部 佐々木千之

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インテル(株)は、同社がPentium III搭載パソコンのユーザーだけに限定して提供している無料のインターネットサービス“インテル WebOutfitter(ウェブアウトフィッタ)サービス”に、27日に新テーマを追加した。テーマは60ないし90日で新しいものが追加されることになっており、今回のテーマは“デジタルフォトグラフィの世界を探検しよう”。

WebOutfitterサービス登録者に無償で送られる『WebOutfitter Tool Kit』。WebOutfitterのサイトで入手できるソフトウェアが入っている
WebOutfitterサービス登録者に無償で送られる『WebOutfitter Tool Kit』。WebOutfitterのサイトで入手できるソフトウェアが入っている



WebOutfitterサービスの画面
WebOutfitterサービスの画面



今回のテーマ、デジタルフォトグラフィは、6月に開始された“ネット音楽最前線”に続くテーマで、デジタル画像を整理して保存したり加工できるソフトウェアやツール類が無料で提供される。日本オリジナルのコンテンツとしては、トヨタ(株)のスポーツカーを、仮想のショールームでながめたりカタログを見ることのできる“Motor Gallery(モータギャラリ)”と、世界の観光名所を360度のパノラマ画像で体験することのできる“Panoramic Virtual Tour(パノラミックバーチャルツアー)”の2つ。両コンテンツでは、画像の表示に米ライブピクチャー社の『LivePicture Viewer』プラグインを利用している。Motor Galleryは凸版印刷(株)、PanoramicVirtual Tourは(株)オルカビジョンが提供する。

Motor Gallery
Motor Gallery



また、アドビ システムズ(株)が発表したソフトウェア『Adobe ActiveShare(アドビ アクティブシェア)』が、WebOutfitterメンバー向けに無償で提供される。このActiveShareは、スキャナーやデジタルカメラからの画像取り込み機能、画像を整理するアルバム機能、トリミングや赤目軽減などの基本的な加工機能を備えたグラフィックソフトウェア。そのほか、WebOutfitterのウェブサイトを通じて、米PNI MediaQuest社による500枚の著作権フリー画像、米Real社のマルチメディアスライドショー作成ツール『RealSlideshow』なども提供される。

米インテルのジェイミー・K・ドーバー氏
米インテルのジェイミー・K・ドーバー氏



27日に東京・千代田区のインテル本社で開かれた記者発表会で、米インテル社のセールス/マーケティング事業本部副社長兼ワールドワイド・マーケティング部門ディレクタのジェイミー・K・ドーバー(Jami K.Dover)氏がWebOutfitterサービスの概要について説明した。ドーバー氏によると、インターネットで展開していく上で、リッチなコンテンツの開発を支援し、高度なサービスを提供できる環境の整備を図り、インターネット・コンテンツとサービスの充実を目指すという。WebOutfitterで、今後提供されるテーマとして、ゲームやショッピングなどを予定しているとのことだった。

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