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DDIポケット、30日にPHSの64Kbpsデータサービス通信を開始

1999年07月23日 00時00分更新

文● 編集部 白神貴司

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DDI東京ポケット電話(株)によると、DDIポケット電話グループ各社は30日、PHSによる64Kbpsデータ通信サービス“αDATA64”を、全国一斉に開始する。サポートする通信規格はPIAFS 2.1で、データ通信料金は現行の料金体系をそのまま使用する。

独自のベストエフォート方式(*)を採用し、安定したデータ通信を図るとしている。同方式に未対応のプロバイダーへの接続は、同グループがサービス網に設置するプロトコル変換装置で対応する。なお、同装置を使用する場合、通信料金は毎分5円が加算されるが、2000年1月31日までは無料で提供するという。サービスを受けるには7月末に各社からリリースされる予定の64Kbps通信に対応した端末が必要になる。対応端末には、αDATA64のロゴが記載される。

また、同社が今月12日に発表した新PHS端末“H゛(エッジ)”も、このサービスに対応する。

注)ベストエフォート方式:通常は32Kbpsか緯線を2つ確保して64Kbpsで通信を行なうが、繁華街など2回線を確保できないときに暫定的に1回線で通信を開始し、もう1回線確保でき次第自動的に64Kbps通信に移行する。また、64Kbps通信時に1つの回線が切断されてももう1つの回線で通信を継続する機能も持つ。

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