NECパーソナルシステム(株)は、コンシューマーユーザーを対象として、日本電気(株)製パソコンへのLinuxインストール代行サービスを23日に提供する。これは、NECが販売する『ValueStar
NX』シリーズと『LaVie NX』シリーズについて、有償でLinuxのインストール代行サービスや、動作確認済みの外付けモデムやモデムカードを提供するというもの。対象となるハードウェアは、ValueStar
NXが'99年7月以降、LaVie NXが同5月以降に販売したモデルとなる。また、同サービスを受けたユーザに対して、電子メールによるサポートサービスも提供する。
サービスを提供するのはラオックス(株)や、(株)亜土電子工業、九十九電機(株)、(株)エイデン、(株)OAシステムプラザなどが展開する各店舗で、23日より順次、受け付けを開始する。店頭でNECの製品を購入し、申し込むと、NECパーソナルシステムのスタッフがいったん回収、セットアップを行ない、10日前後でユーザーのもとへ宅配する。
インストールサービスの対象となるLinuxのディストリビューションは『Turbo
Linux日本語版4.0』で、Windows 98とLinuxを起動時に選択できるマルチブート方式で提供する。インストールサービスの価格はオープンプライスで、外付けFAXモデムの設定が1万9800円からとなる。
また、NECパーソナルシステムでは、ユーザーの持ち込みによるサービスも提供する。これは、2日前までの事前予約を前提として、サービスに該当するValueStar
NX、LaVie NXを持ちこむと、その場でセットアップを行なうサービス。価格は2万8000円からとなる。