西日本旅客鉄道(株)(JR西日本)は、駅構内でのデジタルコンテンツ販売事業“デジタルキヨスク”の販売実証実験を9月1日から12月26日まで実施すると発表した。
デジタルキヨスクは、駅コンコースやホームにデジタルコンテンツ販売用の自動販売機を設置し、WindowsやMacintosh、ザウルス向けのコンテンツを50~500円程度で販売するもの。今回の実験用自動販売機は、JR西日本の大阪駅、新大阪駅、京都駅、三ノ宮駅、神戸駅に設置される。設置台数は約30台。
デジタルコンテンツ販売用の自動販売機 |
ユーザーが、自動販売機の画面上でコンテンツを選択してお金を投入し、コンパクトフラッシュやスマートメディア等の記憶メディアを販売機の挿入口に差し込むと、その記憶媒体にコンテンツデータが書き込まれる。コンテンツデータは10MB程度で、あらかじめ自動販売機に蓄積されており、ダウンロードは30秒ほどで済むという。自動販売機は同社のセントラルサーバーと専用線で接続、管理されている。
販売されるコンテンツは、ニュースやエリア情報、時刻表、英語や簿記の学習ツール、ミニゲーム、音楽、電子本などが用意されている。また、実験期間中、デジタルキヨスク自動販売機の設置場所付近のキヨスク売店で、コンパクトフラッシュとPCカードアダプターを販売する。
なお同社では、デジタルキヨスクホームページ上で、デジタルキヨスクキャラクターのネーミングを募集しており、。応募者の中から抽選で5人に『ザウルス
アイゲッティ MI-P2』をプレゼントするという。