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米サイベース、英シンビアンのEPOCに対応したSQL Anyware Studioのβ版を公開

1999年06月21日 00時00分更新

文● 編集部 白神貴司

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米サイベース社は、同社のモバイルやリモートオフィス向けのモバイルデータベースシステム製品『SQL Anyware Studio』のEPOC対応ベータ版を公開すると発表した。これは、同データベースシステムを英シンビアン社のEPOCテクノロジーに対応させたシステムのベータ版を、同社ウェブサイトからのダウンロードで提供するというもの。

EPOCとは、もともとは英サイオン社の携帯情報端末『PSION 3』、『PSION Series5』向けに開発されたOSやその周辺技術の名称。現在は、OS、ユーザーインターフェース、インターネット接続機能、カラーサポート、PC接続ソフトなどの無線端末向け技術の総称となっている。

サイベースは、今回のEPOC対応について、「SQL Anyware Studioにより、携帯情報端末、ポケットベル、家電製品などへのデータ同期処理が可能になり、モバイルユーザーの生産性と拡張性が高まると確信している」とコメントしている。ダウンロードによる公開は6月下旬に開始する予定だという。

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