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日本電気、グループウェア『StarOffice V5』ほか5製品を発表

1999年06月14日 00時00分更新

文● 編集部 綿貫晃

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日本電気(株)は、グループウェア『StarOffice V5』ほか5製品を発表した。

StarOfficeは、企業のコミュニケーションを円滑にし、生産性を向上させるグループウェア。インターネットを介して、外出先から電子メール、電子キャビネット、掲示板などの情報を、シームレスにアクセスすることが可能となっている。この製品は、クライアント版とサーバー版が用意されている。

サーバー版は、新たに分散サーバー環境を集中的に管理する“遠隔運用監視機能”を搭載している。従来製品に比べ、収納ユーザー数を10倍、同時接続ユーザー数を2倍としている。また、サーバーのバックアップ時間も約30パーセントの短縮化が図られているという。対応OSはWindows NTで、発売は6月21日を予定している。価格は10万円(4同時接続ユーザー)から。

クライアント版は、当日のスケジュールやお知らせなどを表示する機能が追加されている。対応OSは、Windows 95/98/NTで、発売は6月21日を予定している。価格は260万円(100ライセンス)。
 

『StarOffice V5』のメイン画面
『StarOffice V5』のメイン画面



また、StarOfficeの関連ソフトとして、4製品が発表された。製品は以下の通り。

  • 『StarOffice/PDAリンク II』:日本電気のWindows CE端末『MobileGear II』で、StarOfficeを利用可能にするもの。発売は8月23日予定で、価格は10万円(サーバー機能と5クライアントライセンス)から。
  • 『StarOffice/WEBINTERFACE』:クライアント側にブラウザーを用意するだけで、StarOffceを利用可能にするもの。発売は6月21日予定で、価格は20万円(同時ログイン数10)から。
  • 『StarOffice/ApplicationStudio』:StarOfficeと連携した業務システムの開発を行なうもの。発売は7月21日予定で、価格は開発環境が18万円から、実行環境が1万円から。
  • 『SimpleFlow for StarOffice』:StarOfficeのメール機能を使って、ワークフローシステムの構築を可能にするもの。 発売は8月23日予定で、価格は25万円(20クライアントライセンス)から。


同社は、このソフトを導入することによって、企業全体における情報の交換・共有・検索を可能にし、業務の効率化や生産性の向上、TCOの削減が行なえるという。

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