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ヤマハ、自動作曲機能を搭載した『めちゃらく作曲名人』を発表

1999年06月09日 00時00分更新

文● 編集部 綿貫晃

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ヤマハ(株)は、五線譜や音符を使わずに、オリジナル曲の作曲や編曲ができる音楽ソフト『めちゃらく作曲名人』を発表した。

『めちゃらく作曲名人』
『めちゃらく作曲名人』



めちゃらく作曲名人には、同社が開発した自動作曲機能“メロポン”が搭載されている。2小節分のメロディーのモチーフを作るだけで、そのモチーフに基いて一連のメロディーを自動的に作るもの。アレンジも行ない、イントロやエンディングのついた32小節の楽曲を自動的に作曲する。

モチーフは、“さわやかな”、“都会的な”、“ウキウキした”などの言葉から曲の雰囲気を選択し、伴奏に合わせてスペースキーを叩くだけで作ることができる。また、モチーフや曲調、音色などは何度でも変更が可能となっている。操作画面には、五線譜や音符は表示されないため、音符が苦手で楽器演奏ができない人でも作曲・編曲ができるという。

『めちゃらく作曲名人』の画面
『めちゃらく作曲名人』の画面



完成した曲は、パソコンで演奏できるほか、電子メールに添付したり、ホームページに貼りつけることも可能になっている。また、MDやカセット、CDのラベルなどに
メッセージを添えて印刷する機能も搭載している。

同ソフトには、ヤマハのソフトシンセサイザー『S-YG20』が付属しており、コンピューター本体だけでMIDI演奏が可能となっている。S-YG20は最大同時発音数が32音、音色数は546音となっている。

対応OSは、Windows 95/98。ハードディスクの必要容量は80MB以上となっている。発売は7月1日で、価格は9800円。

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