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アズジェント、Java、ActiveXセキュリティーソフト『ActiveGate』を発売

1998年04月09日 00時00分更新

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 (株)アズジェントは、イスラエルのSecurity-7 Software社のJava、ActiveXセキュリティーソフト『ActiveGate』を発売すると発表した。4月27日に出荷を開始する予定という。同ソフトは、企業ネットワークへ配信される電子メールや、ダウンロードされる、Java、ActiveXコンポーネント対応のセキュリティーソフト。すでにあるファイヤーウォールと併用し、既存のファイヤーウォールでは検査できなかったJava、ActiveXのコンポーネントを、ゲートウェイレベルで検査するという。



 現在、Java、ActiveXコンポーネントは、ネットワーク管理者に新たな問題を起こしている。悪意を持って作られたコンポーネントは、ユーザー、ネットワーク管理者に気づかれずに、企業内のサーバーに入り込み、重要なデータを改竄したり、盗んだりといった、企業スパイ行為を行なうことが可能だという。

 同ソフトは、リアルタイムに、カーネルベースで検査を行ない、悪意のあるコンポーネントが企業内ネットワークに入り込むのを防ぐもの。パケットプロセシングエンジンを搭載し、企業全体のセキュリティーを守るという。シグネチャー付きのJava、ActiveXコンポーネント、およびシグネチャーなしのコンポーネントも検査可能だという。また、デジタルシグネチャーが認証機関により証明されているか、認証することも可能としている。

 セキュリティーの管理には、集中管理法を採用している。これにより、複数のゲートウェイをひとつの管理画面で管理できるという。また、各クライアント側で設定を行なう必要がないため、セキュリティーホールが生じるのを防ぎ、セキュリティーレベルを高めるという。管理設定も暗号化され、外からの改竄を防ぐという。

 Windows NT 4.0対応で、価格は25ユーザーで46万8000円から。(報道局 西川ゆずこ)

http://www.asgent.co.jp/

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