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ニコンがデジタルカメラ2機種と、35mm/APSフィルムスキャナーを発表

1998年03月16日 00時00分更新

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 (株)ニコンはデジタルカメラ2機種と、35mm/APSフィルムスキャナーを発表した。デジタルカメラは、108万画素CCD、2インチ液晶モニター搭載の『ニコンデジタルカメラCOOLPIX(クールピクス)600』と、光学3倍ズーム、130万画素CCDの『同900』で価格はそれぞれ7万4000円と11万円。スキャナーは『ニコンフィルムスキャナLS-2000』で価格19万8000円。すべて4月25日発売。

 発表会場には、新聞、雑誌などの報道関係者のほか、警察関係者も出席。今回発表されたスキャナーは、スキャンする際に、フィルムの表面の傷やホコリを検知し、自動補正技術で画像を復元する“イメージフィックス機能”を搭載している。この機能について、「警察関係者から、指紋まで消してしまうではないかって怒られました」とニコンの担当者は話していた。

●COOLPIX600



 記録メディアにコンパクトフラッシュを採用、8MBのカードが付属する。記録フォーマットはJPEG準拠のExif2.0。記録モードはFINEモードが1024×768ピクセル、NOMALモードが512×384ピクセル。電源には単3電池2本を使用。サイズは幅109.5×奥行き44.5×高さ60mmで重さは210g。フラッシュは着脱式で、自動発光モード、強制発光モード、発光禁止モードが選択できる。こちらはリチウム電池CR-2を使用、サイズは幅25×奥行き29×高さ60mmで重さは30g。

●COOLPIX900



 記録メディア、記録フォーマットは『同600』に準拠、4MBのカードが付属する。焦点距離5.8mmから17.4mmの3倍ズームを採用したレンズは回転式で、セルフポートレイトも撮れるようになっている。記録モードは1280×960ピクセルと640×480ピクセルの2種類から選べるほか、モノクロモードも搭載。電源は単3電池4本を使用。サイズは幅157×奥行き35×高さ75mmで、重さは360g。

●LS-2000



 ポジ/ネガ、カラー/モノクロの35mmおよびAPSフィルムを取り込める。最大2592×3894画素、最高解像度2700dpiを、約20秒でスキャニングできるという。インターフェースはSCSI-2。サイズは幅85.5×奥行き275×高さ142mmで、重さは2400g。オプションとして『APSフィルムアダプタIA-20』(2万2000円)で、『スライドフィーダSF-200』(5万円)を同時に発売する。(報道局 酒寄公子)

http://www.nikon.co.jp/

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