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メディアファクトリーが中谷美紀のCD-ROM『裸婦』を発売

1998年02月19日 00時00分更新

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 (株)メディアファクトリーは、同社のCD-ROMレーベル“Future Logic”から、中谷美紀のCD-ROM+BOOKLET『裸婦』を3月下旬に発売する。価格は5800円で、MacintoshとWindows95に対応。幕張メッセで開催されている“MACWORLD Expo/Tokyo 1998”の同社のブースでは、中谷美紀のトークショーや、本人による同製品の解説などが行なわれた。

 



 企画・制作に全面的に参加し、実際に自分でもパソコンを使い、ホームページ(http://stardust.co.jp/rooms/nakatani/)も開設している中谷は、今回のCD-ROMの発売について、「自分でパソコンを使ってできることがしたかった。ホームページもありますが、アクセスできない人でもCD-ROMで楽しんでもらいたい」と語り、タイトルの『裸婦』についても「個人的に裸婦像を見ることが好きなのと、“ラフ”には英語で“笑う(laugh)”という意味や“粗い(rough)”という意味もあるので」と、演技や歌では表現できない自分の世界をタイトルに込めているようだった。

 タイトルが『裸婦』だからといって、もちろんヌード写真が収録されているわけではなく、ワンピースを着た中谷本人の全身写真がメニュー画面になっていて、各パーツが原寸大で表示され、各部位をクリックするといろいろなイベントが楽しめるというもの。 パズルを完成させていくうちにだんだん音楽が聞こえてくる“DJ中谷”や、ボールを爪に当てて爪を切る“爪切りゲーム”、お腹にカーソルを置くと時間を音声で教えてくれる“腹時計”など、かわいいイベントが合計16ある。本人が一番気にいっているイベントは、ひとり芝居風のイベントやDJ中谷だという。また、トークショーでは、制作者から隠しイベントが公開され、本人も驚いていた。おまけとして手書きフォントや本人の声なども収録されている。

 会場に現われた中谷は、「ホームページの日記に今日のことを載せます」とデジカメで写真を撮り、使っているマシンについても、「坂本龍一さんが、メールでないと読んでくれないのでパソコンをはじめたようなもの。最近はMacintoshだけでなく、ノートパソコンでWindowsも使ってます」と語っていた。(報道局 庄田恵美)

http://www.recruit.co.jp/MF/book-j-s.html

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