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宝島社がバンダイの“たまごっち”を3D化したCD-ROMを発売

1998年01月29日 00時00分更新

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 (株)宝島社は、(株)バンダイと共同で、“たまごっち”のキャラクターを3D化したCD-ROM『パソコンで発見!! スーパーたまごっち』を、3月25日に発売する。同製品は、CD-ROMと48ページのムックのCD-ROMブックで、価格は1800円。Windows95/NT4.0に対応している。全国約2万5000店の書店、コンビニや量販店の雑誌コーナーなどで、約100万本の売上を見込んでいる。

 席上、宝島社取締役の劔重徹氏は「パソコンのエンターテイメント系ソフトの重要な点は、幅広い層に受けるメジャー性と、時代の流行に対応した開発、誰でも手にいれやすい流通システム。今回の宝島CD-ROM BOOKSの発売は、宝島社からの新しいプラットフォームの提案でもある」と語り、発売に対する意気込みを見せていた。

 

宝島社の劔重徹取締役宝島社の劔重徹取締役

   (C)BANDAI 1996・1997

 同製品は、立体CGの、たまごっちの中の人気の“ブンブっち”、“ブンコっち”、“ぴょんちっち”、“ぴょんこっち”、“おやじっち”の5つのキャラクターを、デスクトップ上でたまごっち本体と同じように、育てることができる。また、6つめのニューキャラクターとして、宝島ならではのセクシー系のキャラクターが特別に収録されている。

 機能としては、デスクトップ上で、マウスカーソルやキーの入力に合わせて、キャラクターがアクティブに動きまわるほか、スロットマシンで遊んであげたり、季節に合わせてコスチュームを着せ替えできる“着せ替え機能”などがある。上手に育てると、特定の動きを覚えて、ダンスをしてくれることもあるという。

 また、インターネットを利用して、世話ができないときに、インターネット上の託児所に自分のたまごっちを預けたり、メールを送信することで、たまごっちが相手のところに遊びにいったりする機能もある。育てたたまごっちが参加する、運動会などのネットイベントも予定されている。

 なお、2月13日に発売される『ポリゴンで発見!! たまごっち』との違いについては、登場するキャラクターがすべて異なるほか、“着せ替え機能”、メールに画像を添付する機能などが同製品には追加されている。(報道局 庄田恵美)

http://www.takarajimasha.com/

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