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日立デジタル平凡社、『世界大百科事典』をCD-ROM化

1998年01月20日 00時00分更新

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 (株)日立デジタル平凡社は、デジタル百科事典『CD-ROM『世界大百科事典』プロフェッショナル版』を3月4日に発売する。対応OSはWindows95/NT4.0で、価格は7万円。なお、5月31日まで刊行記念特別定価の5万7000円で発売する。必要システムは、CPUがPentium-90MHz以上(Pentium-166MHz以上推奨)、メモリーがWindows95で16MB以上(48MB以上推奨)、WindowsNT4.0で24MB以上(64MB以上推奨)、CD-ROMドライブが4倍速以上(8倍速以上推奨)。また、HDD空き容量が50MB以上必要。

 同製品は、平凡社の『世界大百科事典』(全35巻)をCD-ROM化したもので、48万項目(本文約7000万文字)と図版約1万1000点を収録した、テキストベースのデジタル百科事典となっている。

 検索方法は5種類。前方一致“○○で始まる”、後方一致“○○で終わる”によって検索できる“索引検索”のほか、キーワードを5つまで入力でき、“すべてを含む”、“いずれかを含む”の2種類の方法で検索可能な“全文検索”、大きなジャンルからさまざまな項目グループを検索できる“項目グループ名検索”、50のキーワードの中から、興味のあるものを選択すると、そのキーワードに関連する項目が表示される“例示探索”、70のビジュアルテーマから、関連する図版や本文への探索が可能な“ビジュアル探索”が用意されている。



 また、世界地図、日本地図、百科年鑑、百科便覧を収録したCD-ROMが付属する。地図は、約8万の地名項目から検索可能で、地形図のみの表示や、地名や線だけの表示も行なえる。百科年鑑は、'85年から12年間ぶんの情報や、ニュース写真および人物写真約500点などを収録。

 同社は「各界の専門家である約7000名の執筆陣による十分な内容と、ユニークですばやい検索が特徴となっている。これによりデジタルコンテンツ市場を確立できた」としている。なお、DVD-ROM版を今夏、ネットワーク対応版を今秋に発売する予定。(報道局 桑本美鈴)

http://www.hdh.co.jp/

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