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ゼンリンが『ゼンリン電子地図 地域詳細版』3タイトルを発売へ

1997年12月18日 00時00分更新

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 (株)ゼンリンは、約1/3000縮尺の市街地図を収録した、パソコン用地図ソフトCD-ROM『ゼンリン電子地図 地域詳細版』シリーズとして、『ゼンリン電子地図 詳細 関東』、『ゼンリン電子地図 詳細 東海』『ゼンリン電子地図 詳細 関西』の3タイトルを'98年1月上旬から順次発売する。

 同CD-ROMは、関東版64都市、東海版が22都市、関西版が16都市と、合計で102都市の市街地図を収録(山間部を除く全域、東京23区は1都市と計算)。同社の保有する最新住宅地図データベースに基づいて作成されており、建物の名称・形状などがわかりやすく表示されている。

 同ソフトでは、地図上に文字・図形を書き込める“簡易ドロー機能”を搭載。図形の色や線の太さの変更や塗りつぶしなどが可能となり、自分用のパーソナルマップが作成できる。また、気球に乗った視点から前進、後退、回転の操作により、街並みを楽しむことができる“バルーンビュー”機能や、コマンドを選んで地図上の任意の場所をクリックすると、その地点の座標がわかる“グリッドロケータ機能(経度緯度表示)”などを搭載。

 また、パソコンのハードディスクにインストールできる地図データのエリア指定が、従来製品よりも細分化されたため、必要なエリアの地図をハードディスクに記憶させる際に、容量が少なくて済むようになった。そのため、地図帳の代わりとしてノートパソコンやPDAなどに、必要なエリアの地図情報をインストールして使うモバイルユースにも対応している。

 価格は各7800円、CPUは486DX2以上、メモリーは16MB以上を推奨、HDDの空き容量はCD-ROMで使う場合10MB以上必要。640×480ドット以上、256色以上表示可能なディスプレー。CD-ROMドライブは、4倍速以上を推奨。(報道局 佐藤和彦)

http://www.zenrin.co.jp/

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