松下インターテクノ(株)は、米Data Translation社のMPEG1キャプチャーボード『BROADWAY
ビギナー版』や『BROADWAY プロ版』、ディスクアレイシステム『VideoRaid』シリーズなどを発表した。ビギナー版の価格は8万9800円、'98年1月上旬に出荷する。プロ版は価格、出荷日とも未定。
プロ版は、352×240ドットで毎秒30フレームのリアルタイムMPEGエンコードが可能。ビギナー版でも、AVI形式でのフルモーションキャプチャー後、BROADWAYによりMPEG形式に圧縮して保存できる(圧縮時間はAVIファイルの長さの約3倍弱)。MPEGエンコーダーチップに、米C-Cube
Microsystems社のCL-4020を搭載し、AVI形式のコンポジット出力端子を装備する。
PCIバスを搭載するPC-98、PC98-NXシリーズ、PC/AT互換機に対応し、IRQは非占有。OSはWindows95/NT4.0に対応している。ビギナー版の限定100本には、『Ulead
Media Studio VE2.5日本語版』が付属する。
同時に米Media社のビデオ編集用ディスクアレイシステム『VideoRaid』シリーズを発表。コントローラーを内蔵した『VideoRaid
ベースユニット』とディスクのみの『VideoRaid
拡張ユニット』があり、それぞれ5.0GBから14.0GBのモデルが用意されている。毎秒10MBのデータ転送速度を実現し、フルモーションの動画のキャプチャーもなめらかに行なえるとしている。Enhanced
IDEをサポートするPentium搭載パソコンに対応し、OSはWindows95/NTに対応する。(報道局 井上哲郎)
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