(株)フォーディーコミュニケーションズは、4月から試験運用していた、複数のEメールアドレスを統合するサービス『RobotMail』(http://robotmail.ne.jp/)の商用サービスを開始した。WWWブラウザーを装備し、ホームページを閲覧できる環境であれば利用可能で、料金は無料。オプションでいくつかの有料サービスが用意されている。
専用ホームページに会員登録すれば、オリジナルのEメールアドレスが発行されるほか、会社、自宅など最大5つのEメールアドレスを一元的に管理できる。ファイアウォールの外側で管理を行なっているため、どのマシンからもパスワードを用いてアクセスでき、メールの送受信が行なえる。HTMLメールの受信にも対応している。オプションとして、自動転送機能や定時自動収集機能も搭載(毎月各200円)。
RobotMailサーバー上にひとり5MBのHDDを提供、オプションとして5MBの容量拡張機能を搭載しているため(毎月200円)、使用するパソコンに大きなトラフィックがかからない利点もある。
同社は、有料メールサービスをはじめとした“情報配信サービス”や、登録した誕生日や記念日などを自動的に教えてくれる“リマインダーメールサービス”も開始した。また、'98年1月には企業向けに『RobotMail』のライセンスおよびイントラネット版を販売する。価格は未定。(報道局 浅野広明)
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