『DATA INPRESSION 3』シリーズは、スケジュール管理や住所録、あて名印刷といった基本的な機能のほか、パソコンとザウルス/wizの間で直接データのやりとりができる個人情報管理ソフト。カラーザウルスのデジタルカメラや、カシオの『QV-10』などの32bitTWAIN対応のデジタルカメラ/スキャナーから直接データを取りこみ、表示することができる。標準タイプのWindows95/NT用の『DATA
IMPRESSION 3 宛名筆'98』と、ザウルス/wiz通信専用ケーブルの付属したWindows95専用の『DATA
IMPRESSIN 3 ザウルス/wiz接続パック』がそれぞれ6800円と1万2800円で発売されている。
これに、ネットワーク対応版でWindows95/NT用の『DATA IMPRESSION 3
PROFESSIONAL』が加わる。発売は12月。ネットワーク上にスケジュールデータや住所録データを共有し、各クライアントから利用することが可能となる。プロトコルはTCP/IP、NetBEUI(Windows
NT4.0のみ)、Novell IPX/SPX互換プロトコルに対応しており、ネットワーク上のクライアントの1台を『DATA
IMPRESSION 3』用のサーバーとして使ったり、1台のパソコンをサーバーおよびクライアントとして使うことも可能だ。
また『PROFESSIONAL』では、シャープの『ザウルス/wiz』だけでなく、パナソニックの『ピノキオ』、NECの『モバイルギア』、京セラの『データスコープ』、IBMの『ChipCard』とも直接データのやりとりが可能となる。価格は2ライセンス付きで8800円。5ライセンス版、10ライセンス版も発売の予定だが、26日現在では価格は未定とのこと。(報道局 中山実)
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