このページの本文へ

JPIX、加入者間インターネットトラフィック交換サービスを開始

1997年11月26日 00時00分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷


 日本インターネットエクスチェンジ(株)(以下JPIX)は、インターネットプロトコルによる加入者間トラフィック交換サービス『IX(Internet eXchange)サービス』を11月27日に開始する。提供するメニューは、伝送速度が最大10Mbps、100Mbps、200Mbpsの3種類で、月額料金はそれぞれ70万円、120万円、190万円。

 インターネットサービスプロバイダー(ISP)やサーバー事業者などは、同サービスを利用することにより、KDD大手町ビル内に設置するJPIXの交換設備に接続するだけで、インターネット網を構成する他のさまざまなISPや学術ネットワークなどに接続できる。また、JPIX局内にユーザーの設備を預かり、24時間体制で運用監視を行なう“コロケーションサービス”も提供する。さらに、来年度以降新宿KDDビルへも設備を拡張し、IXサービス機能の負荷や危険度の分散化を図る予定。

 JPIXは村井純慶應義塾大学教授を技術顧問として迎えるとともに、研究用IX“NSPIXP(Network Service Provider Internet eXchange Project)”の推進主体であるWIDEプロジェクトとも協力して技術開発を行なうとしている。(報道局 桑本美鈴)

http://www.jpix.co.jp/

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン