今年10月6日よりWebにて予選を行なっていた、インターネットを利用する検索テクニックを競う『検索の鉄人』の決戦大会が、11月24日に東京浅草のASAHIスクエアAで開催された。3万人におよぶ参加者の中から、三度の予選を勝ち抜いた10名が最後の難問に挑戦。会場には実行委員長の舛添要一氏や、実行委員で関西大学教授の植島啓司氏も出席し、メディアガールズも特別ゲストとして参加していた。
決戦に出場した10人のうち、学生が5人、会社員でプロのサーチャーがふたりと、図式としては学生VS社会人。決戦はまず5人ずつのブロックで勝者ふたりを選抜し、その4人の中から鉄人と準鉄人を選ぶ。出題された問題にただ答えるのではなく、NTTの検索エンジン『goo』を使い、その答えを導いたWebを画面表示していることが条件となる。
Aブロックでは、紅一点の横田志乃さんが惜しくも脱落。明治大学文学部の学生柏倉伸哉さんと、会社員の関裕司さんが勝ち残った。Bブロックでは予備校生の増渕敬さんと、慶応大学の大学院生、山野上寛さんが勝ち残る。最終決戦はこの4人による2ポイント先取の勝ち抜き戦。Z会情報企画部に勤める関さんと、明治大学文学部の柏倉さんが残り、接戦の末、見事関さんが鉄人となった。
鉄人の関さんには賞金100万円と北海道往復航空券が、準鉄人の柏倉さんにはNECのデジタルカメラ『ピコナ』が贈られ、Webのデータ数を指で数えて会場を沸かせた増渕さんには、審査員特別賞としてセガサターン本体とネットワークキットが贈られた。関さんは「もともと賞金の100万円につられて参加しました、賞金は自宅にWindows95が使えるマシンを買いたい」と語っていた。(報道局 庄田恵美)
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