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[COMDEX]カラー液晶搭載のWindowsCEマシン仕様、発売時期など固まる

1997年11月25日 00時00分更新

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 ヒューレット・パッカード、シャープ、コンパックが、カラー液晶モニタを搭載したWindowsCEマシンを正式展示し、製品の概要を明らかにした。ヒューレット・パッカードは「HP 620LX Color Palmtop PC」という名前の製品で、256色表示の液晶を搭載。CPUには75MHzのRISCを使用し、16Mbytesのメモリを標準で搭載する。価格は1,000ドル。シャープの製品は「HC-4500Mobilon Color」で、256色表示液晶と16Mbytesのメモリを標準搭載し、さらに、33.6kbpsのモデムを内蔵する。価格は999ドル。コンパックはコムデックス初日にアナウンスしたばかりで正式名称は付いていないが、同社のハンドヘルドマシン、Cシリーズとして発売される。液晶の表示色(デモ機は256色)や搭載メモリ量は未定だが、'98年前半にはワールドワイドで発売になる予定。

 ちなみに、「HP 620LX Color Palmtop PC」と「HC-4500Mobilon Color」の日本での出荷だが、それぞれ'98年度第1四半期と夏の終わりごろ(いずれもデモンストレーター談)になりそうだ。また、NECもモノクロ液晶のWindowsCEマシン「700 H/PC」の筐体を使ったカラーマシンを展示しているが、これはあくまでもプロトタイプで、具体的な仕様、価格、発売時期はまったくの未定だ。(アスキー編集部 大島伸一)

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