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ロータス、ノーツポンプの最新バージョンを発表

1997年11月19日 00時00分更新

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 ロータスはノーツポンプの最新バージョン「ノーツポンプ R2.5」を発表した。

 ノーツポンプは、DBMS(データベース管理システム)とロータスノーツ間のデータ交換を行うためのデータ転送エンジン。同製品を利用することにより、プログラミングを行わずにバックエンドデータへのアクセスが可能となる。R2.5から新たにリアルタイムのアクセスが可能となった。それにより、DBMSのデータをノーツ側に実データとして保存することなく、利用することができる。

 ノーツポンプは「ノーツポンプサーバー」(以下サーバー)、「ノーツポンプアドミニストレータ」(以下アドミニストレータ)という2つのコンポーネントで構成される。サーバーが実際のエンジンで、ひとつのアドミニストレータで複数のサーバを管理できる。サーバーのコンソール画面は従来のDOS窓形式のものに加え、JavaによるGUI画面を用意、ボタンを押すだけでコマンドを発行できる。

 対応データベースはOracle、Sybase、DB2など。ODBCにも対応するため、MS SQL ServerやInformixなどとはODBC経由での接続となる。今バージョンからEDA/SQLにも対応した。サーバーOSはWindows NT、OS/2のみの対応だったが、既存ユーザーは大規模ユーザーが多いため、そのニーズに応える形で、AIXやSun SolarisなどのUNIXにも対応した。

 価格は未定。98年第1四半期の出荷を予定している。(netPC 加藤恭子)

http://www.lotus.co.jp/

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