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ロータスがPureJava対応のアプレット統合製品『eSuite』を発表

1997年11月13日 00時00分更新

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 ロータス(株)は、米ロータス・デベロップメント社が、3日ニューヨークにおいて発表した、PureJava対応のアプレット統合製品『eSuite』(開発コード名『Kona』)の日本語版の記者発表を行なった。

 同ソフトは、新しいネットワーク言語として注目を集めている『Java』に対応したアプレット(ブラウザーと連動して作動するソフト)の統合製品で、WindowsやMacintoshなどのOSに関わらず、ワープロ、表計算などのソフトを作動させられるのが強み。また、ひとつのアプレットが約500KBと、従来のアプリケーションソフトに比べ、ファイルサイズは100分の1程度にまで小さくなっている。

 今回発表した製品には、エンドユーザー向けで、ワープロ、表計算、Eメール、プレゼンテーション、カレンダー&アドレス帳、Webブラウザーなどが統合された『eSuite WorkPlace』と、Webベース・アプリケーションの開発者向けの『eSuite DevPack』の2種類がある。『eSuite WorkPlace』は、'98年1月にPC、NC向けに発売され、同社の割引プログラム“ロータスパスポート”による価格が1ユーザー49ドル。『eSuite DevPack』は、'98年3月発売で、“ロータスパスポート”による価格は、シングルプロセッサーあたり1495ドルを予定している。

 アプリケーション開発者は、ロータスのサイト(http://esuite.lotus.com/)から、ダウンロードして使用することも可能になる。(報道局 佐藤和彦)

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