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セキュリティパーフェクトガイド(その3)

2000年08月02日 00時00分更新

文● 池田圭一、編集部

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導入実績で歴代1位を誇る高機能フィルタリングツール

アルプスシステムインテグレーション

WebSENSE

 米WebSENSEのフィルタリングソフト。毎日更新される規制データベースの自動アップデートや、詳細なコンテンツ指定など高い管理機能を搭載しており、サーバタイプのフィルタリングソフトとして圧倒的なシェアを誇る。アルプスシステムインテグレーションが日本語化を行なっており、その他複数の企業がサポートや製品バンドル、販売を行なう。

 単独でプロキシサーバとして動作する「WebSENCE Proxy」をはじめ、各プラットフォームのプロキシサーバに組み込むタイプ、ファイアウォールに組み込むタイプなど、12パッケージをラインアップする。すべてサーバに組み込むタイプのため、企業での注目度が高いのが特徴だ。日本語の14万サイトを含む約100万ものURL(2000年4月現在)に対してアクセス規制を行なうことができ、その毎日更新されるデータベースをインターネット経由で自動的にアップデートできる。またアクセス履歴(IPアドレス、時間など)を記録、そのログを元に図や表で分析・管理が行なえるレポート機能を有している。さらに、規制対象URLにアクセスした場合に、ユーザーに任意のメッセージを表示したり、任意のURLへ転送したりできる機能、リモート管理機能、端末/ユーザー別の規制レベル設定機能などを装備する。

 規制対象となるコンテンツは、独自の判定により、ポルノ/暴力/ギャンブルなど30項目に分類され、そこからアクセス対象URL群のどれを規制するか選択可能。また、管理者により特定のURLの追加・削除もできる。対応するインターネットサービスは、HTTP以外に、HTTPS、FTP、Gopher、IRC、telnet、RealAudioなど。NEWSやFTPなどプロトコルレベルでの規制も可能である。

 製品価格はユーザー数によって定められており、アカデミックライセンスの場合25ユーザーで11万8800円(1年間)、シングルサーバの一般向け25ユーザーが19万8000円などとなっている。

問い合わせ先

アルプスシステムインテグレーション株式会社
http://www.alsi.co.jp/websense/
TEL:03-5499-1331
E-Mail:WebSENSE@alsi.co.jp

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