このページの本文へ

文書の共有を紙からデータへ移行 サイボウズOfficeのイントラネットシステム

日本赤十字社

1999年11月15日 04時39分更新

文● アスキーNT/イビサ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 日本赤十字社中央血液センター(以下中央血液センター)では、社内公開文書を紙からデータに移行し、各部署のPCからWebブラウザを使って利用できるようにしている。文書をWebで共有するための仕組みとして利用しているのは、Webグループウェア「サイボウズOffice」の掲示板だ。ファイル形式は、富士ゼロックスのDocuWorksのフォーマット(後述)で統一されており、添付ファイルとしてサイボウズOfficeの掲示板にポストされている。ユーザーは各部署のPCからWebブラウザを使って、それらの文書の検索や参照が行なえる。

画面1 サイボウズOfficeでは、スケジュール、掲示板、施設予約などが現在使用されている。トップページには社屋の写真や社名などが加えられている

 また、サイボウズOfficeのスケジューラや施設予約も導入されている。共有スケジュールには、行事やトップの予定等が掲載されており、一方施設予約は会議室の予約システムとして機能している。

画面2 サイボウズOfficeでは掲示板のグループ化やアクセス制御も可能だ。基本的にはすべて公開情報なので、情報系ネットワーク内のどこからでも利用できる

 本格運用はまだ開始されたばかりだが、各部署での利用度はすでに高い。実際に見せてもらったが、スケジューラや施設予約も数多くの書き込みが行なわれており、情報共有システムとして有効に活用されているようだ。

カテゴリートップへ

アスキー・ビジネスセレクション

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ