正面からの階調性ではアルミモデルが勝る
新MacBook ホワイトとMacBook アルミの両モデルの液晶モニターは、大きく異なる点がひとつある。アルミの上位モデルが液晶パネルの光源にLEDを採用するのに対し、新MacBook ホワイトは冷陰極蛍光ライトを採用しているのだ。
両モデルの比較では、この違いが大きく表れた。パネルの詳細な仕様は公開されていないものの、MacBook アルミのほうが確かに明るく、白い部分も青みが少ない。新MacBook ホワイトは、本来白い部分も青っぽく見えてしまっている。また、階調性のよしあしは光源には直接左右されないものだが、正面ではアルミ製MacBookのほうが自然なグラデーションを描いている。
ただし、斜めから見た場合の階調表現力は新MacBook ホワイトが優れており、円の中央付近にあるR／G／Bの領域が滑らかに表示されているのを確認できる。MacBook アルミでは、はっきり3分割されたように見えてしまっている。
左がMacBook ホワイト、右がMacBook アルミ。いずれも斜めからみるとかなり暗くなり、画質も急激に劣化するが、階調性の劣化の度合いは新MacBook ホワイトのほうが小さい。視野角に関しては上位モデルにあたるアルミ製MacBookよりも上だ
左がMacBook ホワイト、右がMacBook アルミ。いずれも斜めからみるとかなり暗くなり、画質も急激に劣化するが、階調性の劣化の度合いは新MacBook ホワイトのほうが小さい。視野角に関しては上位モデルにあたるMacBook アルミよりも上だ
