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つなげ!オンガク配電盤第6回

DS-10公式イベントに出演──イパネマの娘を生で

2008年11月03日 12時00分更新

文● 四本淑三(powered by 武蔵野電波)

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DS-10 EXPO 2008 in TOKYO。ライブハウスを貸しきって、ネットの有名人の演奏を生で聞くことができるイベント

 10月26日に渋谷のclub axxcisで、KORG DS-10発売後初となる公式イベント「KORG DS-10 EXPO 2008 in TOKYO」が開催された。DS-10フリークが集まり、その演奏を披露するというユーザー参加型のイベントだ。出演者としてオファーされた14組と、当日の飛び入り組が演奏。バトルと称して3人の観客が同時に音を鳴らし、誰が一番カッコいいかを拍手で決めるという企画もあった。

 もちろん大盛況のうちに終わったわけだが、何故かそのステージに上がってしまった我々DS Lite Orchestra。その笑える経緯はこちらを参照してもらうとして、せっかくリスクを冒して(そう、これは体面や面目の集積であるところの大人にとってリスク以外の何者でもない!)参加したので、このイベントの雰囲気を報告したい。

 結論を先に言えば、みんな音を作れ! 作ったら上げろ! そしてチャンスがあったら臆することなく人前で演れ! 何故ならそうするとあなたも皆も楽しい!(うまく行けば多分ね!)ということなのだ。



動画のアノ人たちの演奏が生で観られた!


 今回のイベントの目玉は、動画サイトで有名なあんな人やこんな人の演奏が生で観られること。

konishistyle氏。クラフトワークスも使ったというスタイロフォンとDS-10を絡めた絶妙な演奏に会場も興奮

 そういう意味での注目はdenkitribe氏YouTubeの映像)の出演だった。華麗な手さばきでクールな音創りをこなす様子は、まさにインターネット時代の実演家と呼ぶに相応しい。すでに世界中にファンが居て、彼に憧れ同じ機材を買ったという人も少なくない。だがその彼も公な場所に登場するのは今回が初めてなのだ。

 もう一人の注目は、いま「イパネマの娘」と言ったらこの人、DS-10をバックに復刻版スタイロフォンを操るkoishistyle氏だ。3000円そこそこの楽器でリードを取るという大冒険を演じて見せた。楽曲制作面での技量の高さも感じさせた。


 個人的には初音ミクで有名なbaker氏YouTubeの動画)に会えるのが楽しみだった。彼の作る曲は一般的に考えられているボーカロイドの枠組みを超えているし、映像も含めクリエーターとしてのセンスで勝負できる人だ。実際、現在の彼はボーカロイドではなく人に歌わせたり、2台のDS-10でライブをこなしたりと、様々なことにチャレンジしている。

 さて、当日。会場に着いて控え室に入ると、そうしたネット音楽のトップランナーたちが揃っているはずなのだが、出演者同士も初対面だから、リハーサルで音を出し始めるまで、誰がどの人なのかよく分からない。


 しかし、いったんリハが始まると大盛り上がり。モニターにdenkitribe氏の指先が映し出されると「おお、あれが神の手か!」と皆の口から感嘆の息が漏れたし、koishistyle氏がスタイロフォンを「ピロッ」と鳴らしただけで、やんやの喝采が起こるという調子だった。

 そしてリハで驚いたのは、DS-10の音の重さ。クラブの音響を通してもボトムの音圧感に不満はないし、フロアーを意識した音作りさえ考えておけば、DJ用の機材として普通に使えそうだ。実際、今回の出演者でDJをやっているL-eye氏は「こっそり使っている」らしい。DS-10とギターという組み合わせで登場した電脳空間カウボーイズを見ても、他の楽器と絡めてライブで使っても全然平気だ。

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