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A4カラーMFPのガリバー“ブラザー”にキヤノンが対抗

オフィスの複合機もホイールでカンタン操作! Sateraに新製品

2008年10月16日 13時00分更新

文● 佐久間康仁/企画報道編集部

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 カラープリンターといえばキヤノン、エプソンの両巨頭がシェアの大部分を分け合う――というのは家庭用インクジェット市場では正しい。しかし、オフィスプリンター、特に数人から10数人規模のSOHO/部署単位で導入する10万円台のA4カラーレーザー複合機ではブラザーが大きなシェアを占める、いわばガリバー状態だという(キヤノンマーケティングジャパン調べ)。

Satera MF8450 2年半ぶりの新製品、A4カラーレーザー複合機「Satera MF8450」で、キヤノンはブラザーの牙城を崩せるか

 そんな状況を覆すべく、キヤノンが2年半ぶりに新製品を投入する。「Satera MF8450」は、「MF8180」の後継機種。ファクス/コピー/スキャナーの機能を持つネットワーク対応のカラーA4複合機だ。印刷方式を4ドラムのタンデムエンジンに変更して、印刷速度をカラー/モノクロともに17ppm(プリント時、コピー時)に向上。カラー/モノクロ原稿の自動認識や、色調補正/黒文字処理などの高画質化機能を搭載して、同価格帯の他社製品と差別化を図っている。

MF8450の操作パネル
4方向入力の十字キーとスクロールホイール、3.5インチカラー液晶ディスプレーを搭載。特にスクロールホイールはアドレス帳から宛先を探す際に、後ろから見つけるために便利だという

 また、予想実売価格15万円弱(オープンプライス)という価格的に量販店での店頭販売やウェブ直販(いずれも売り切り)が主体のため、ユーザー自身が行なう設置や初期設定などでも迷わない工夫がある。3.5インチカラーTFT液晶ディスプレーやスクロールホイールによる高い操作性と初回電源投入時のナビゲーション機能などを搭載。紙詰まりやトナー交換などの指示も、カラー液晶画面にアニメーションで表示されるため、メンテナンスが容易だという。

 主な機能は、最大50枚収納可能な両面対応ADF付きのコピー/スキャナー/ファクスを搭載。電源投入から印刷可能になるまでの時間(ウォームアップタイム)は約60秒以下、スリープモード(待機時消費電力1W)からの復帰は約20秒以下。Ethernet端子とUSB端子を内蔵し、ネットワーク経由でファクスやメール送信が可能で、ファクス受信/スキャンしたデータを外部サーバーにFTP転送したり、メールに添付して送信できる(アドレス帳には最大200件登録可能)“SENDLite機能”を備える。さらに液晶ディスプレー横のUSB端子にUSBメモリーを差すことで、スキャン結果をJPEG(カラー)/TIFF(モノクロ)/PDF(カラーモノクロ)形式で保存できる“Scan to USB機能”も搭載。

Scan to USB 前面アクセス
液晶パネルの脇に2つのUSB端子を備え、Scan to USB機能でスキャンデータをUSBメモリーに書き込める紙詰まりやトナー交換でも前面アクセスが可能で、両サイドに空間を残す必要がない。手狭になりやすいオフィスではありがたい

 本体サイズは幅546×奥行き527×高さ627mm、重量は約44kgで、給排紙、トナー交換ともに前面から操作が可能。給紙枚数は標準カセットが250枚、手差しが100枚。オプションで本体下部に設置する500枚収納のカセットペディスタルを用意している。交換トナーはドラム一体型で、ブラックが1万8000円(A4原稿5%印字時、6000枚印刷)、CMYが1万6000円(同4000枚)。ランニングコストはモノクロ3円、カラー15円となる。

 対応OSはWindows Vista/XP/2000、Windows Server 2008/2003、Mac OS X 10.2.8以降。ただし、Mac OS Xではスキャナー機能が利用不可。


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