CMカット編集が使いやすいのは?
CMカット編集が使いやすいのは? | ||
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ビギナー | マニア | |
パナソニック BW700 | △ | △ |
ソニー L70 | ○ | ◎ |
録画した番組をBDなどのメディアにダビングするとき、録画した状態のままでダビングするのはもちろんカンタンだ。だが、どうせドラマやアニメなどをコレクションするのなら、CMが入っていないキレイな状態で保存したいもの。そんなときに役立つのが「カット編集」機能だ。
カット編集の機能はどの機種も存在はするが、ポイントはその効率の良さ。具体的には、例えば2時間ドラマのCMカットをするのにどれだけの手間がかかってしまうかというところにある。そこで、両機種で地上デジタル放送の同じ2時間番組を録画し、CMカットの手順を比較してみることにした。
開始点と終了点の指定で地道に消去するBW700
BW700の編集機能は、「開始点」と「終了点」を指定するだけのシンプルなもの。もちろんすべてのCMを指定すればCMカットは完全に行なえる。各種の再生操作を駆使してCMのカット編集を進めていこう。
写真に掲載した編集のテクニックを駆使して地上デジタルの2時間映画のCMカットを急いで実行したところ、所用時間は9分38秒! ちなみにCM前後の指定はキッチリ完璧にはせず、1秒程度のズレは許容した。AVC録画時にはスロー戻しができないという制限が地味に不便だ。この時間を考えると「地上デジタル放送を録画した番組すべてをCMカットしてBDダビング」という用途にはやや苦しいと言えるだろう。
「おまかせチャプター」で編集の手間が省けるL70
L70の編集機能が便利なのは、第2回でも取り上げた「おまかせチャプター」があること。「録画1」で録画した番組なら、CM前後やシーンの切れ目から自動でチャプターを設定してくれるのだ。カット編集の方法は3種類。BW700と同じように始めと終わりを指定する「A-B消去」、チャプター単位でリストから選んで消去する「チャプター消去」、そしてタイムラインとチャプターを見ながら指定する「チャプター編集」だ。
L70を使った実行した地上デジタル2時間映画のCMカットは3分30秒! これはCMの誤検出がないか1つずつ慎重に内容を確認しながら進めた結果なので(誤検出は一つもなかった)、急げばあと1分以上は短縮できるだろう。これなら「CMカットしてダビング」の流れもそこまでの手間には感じないだろう。
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