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商品企画担当者に聞くLiblog Stationのポイント

ポンとつないで使えるソニーのホームサーバー

2008年06月11日 16時18分更新

文● 小西利明/トレンド編集部

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 去る5月7日にソニー(株)が発表した同社初のホームサーバー「Liblog Station」(ライブログ ステーション、製品名 VGF-HS1、関連記事1)。

「Liblog Station」VGF-HS1
「Liblog Station」VGF-HS1

 マイクロソフトがホームサーバー用OS「Windows Home Server」(関連記事2)をリリースしたり、NECが「自宅のパソコンを外部から遠隔操作」することに狙いを絞ったホームサーバーソリューション「Lui」(関連記事3)を発売したりと、ホームサーバーという存在が、いよいよ本格的に家庭に入り込み始めた。

 このタイミングで、ソニーはLiblog Stationで何を狙っているのか? その特徴と狙いについて、商品企画を担当したVAIO事業本部企画部1課 プロダクトプロデューサーの鞍田 享氏に聞いた。なお、Liblog Stationの特徴については、関連記事1を参照のこと。


なぜソニーが今ホームサーバーを作るのか?

鞍田 享氏
Liblog Station 商品企画担当の鞍田 亨氏

ASCII.jp Liblog Stationについてはお聞きしたいことが多いのですが、「なぜ今ソニーがホームサーバーを商品化するのか?」というのが、大きな疑問としてあります。

鞍田 まずお話ししておきたいのは、VAIOがホームネットワークをやるのは、今日に始まったことではない、ということです。かれこれ2000年初頭くらいから、ずっとホームネットワークを続けています。

PCV-MXS1L5 VAIO type X
VAIOのホームネットワークへの取り組みは実際早かった。写真はミュージックサーバー的機能を重視した2001年の製品「PCV-MXS1L5」VAIOでビデオサーバーと言えば、忘れてはいけないのが2004年登場の「VAIO type X」。7つのアナログチューナーで地上波テレビ放送を全チャンネル24時間とり続け、録画した番組はLAN内に配信できる

 最近の商品、例えばデジタルフォトフレーム「Canvas Online CP1」や「Wi-Fiオーディオ WA1」も同じなのですが、基本は「VAIOが持っている機能の切り出し」なんですね。従来からある「VAIO Media」というサーバー機能を単体で切り出したのがHS1ですし、CP1はVAIO type L(液晶ディスプレー一体型デスクトップ)の「LifeFLOW」機能などを切り出したものという形です。

デジタルフォトフレーム「Canvas Online CP1」 HS1と同時に発表された、ネットワーク対応デジタルフォトフレーム「Canvas Online CP1」。売れ行き好調とのこと

 我々としては、“面白い・楽しいこと”を切り出していると考えていす。それがホームサーバーという商品の形になっているというところですね。

ASCII.jp 各社からも製品が登場してきていますし、ホームサーバーの波が来たと?

鞍田 波が来たと確信しています。さらに、こういった商品を始められるユーザー環境になってきたのかな、と思います。

 ホームサーバーは数年前まで、一部の先進ユーザーのための商品でした。一部の人が「コンテンツを楽しむ」というよりも、「ホームネットワークを作る」という、手段が目的になっていた時期がありました。できることも限られていましたし、UIも貧弱だった。

 今までだったら、設定がどうのこうのといろいろな作業が必要でしたが、このHS1なら本当に簡単に、ホームネットワークにポンっと差すだけでいきなり楽しめる。そこが時代の変化かなと思っています。

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