5月15日、Googleの提供する無料翻訳サービス「Google Translate」に新しく10カ国の言語が追加されました。新たに対応した言語は、ブルガリア語、クロアチア語、チェコ語、デンマーク語、フィンランド語、ヒンディー語、ノルウェー語、ポーランド語、ルーマニア語、スウェーデン語です。 これでGoogle Translateは合計23の言語が利用可能となりました。
Google Translateには、テキストやウェブページを翻訳するといったおなじみの機能だけでなく、「翻訳して検索」というキーワード検索から検索結果の翻訳まで、まとめて行なう機能が搭載されています。 特定キーワードを日本語で入力し、検索対象のキーワードに関するページを外国語で表示することができるので、例えば、日本語で「パンダ」と入力すると、中国内のサイトの「熊猫(パンダ)」に関する検索結果がページ右半分に一覧で表示され、左半分にそれらを日本語に翻訳したものが表示されます(下図参照)。
アジア圏の言語が日本語と中国語、韓国語、ヒンディー語と少ないのが残念ですが、まったく言葉の分からない国のローカル情報を取得しやすくなりました。例えば、「イギリスの国防省がUFO(未確認飛行物体)に関する機密文書を公開といった、その国独特のローカルニュースも見放題です。
今年の夏に開催される北京オリンピックが中国内でどのように報じられているのか、Google Translateで覗いてみるとおもしろい発見があるかもしれませんね。