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最小ボディーに18倍ズーム COOLPIX P80

2008年05月15日 18時00分更新

文● 小林 伸/カメラマン

レスポンスなどに若干の不満


 操作系の配置は「COOLPIX P50」や「COOLPIX P60」と共通で、背面ディスプレー右側の十字キー(マルチセレクター)の周囲に、メニューや削除ボタンを配置したもの。

背面
液晶ディスプレーのサイズは2.7インチ。比較的見やすく、MF時にも利用しやすい

 メニューには、撮影に関する設定項目のみを呼び出すかたちになっている。フォーマットなど直接撮影に関係ない項目はモードダイヤルの「SETUP」から呼び出す。深い階層まで下りずに各種操作を行なえるよう配慮されており、分かりやすい。ただボタンを押したときの反応速度はやはりコンパクトカメラだと思わせる。急いでいるときなど半テンポ遅れた反応にイライラさせられる。

サル山の猿ワシの撮影
望遠端で動物園の猿山で毛づくろいしている猿をズームアップしてみた。毛並みの表現などに注目してほしいこちらは電子ズームまで併用して、鳥の顔をズームアップしたもの。金網のスキマ越しでの撮影で、よく見ると周辺に金網が写りこんでいるが、超望遠のため目立たない程度に消える

 操作体系が分けられている点も、初心者に分かりやすいと思う。同社の一眼レフとの共用を考えるなら、「COOLPIX P5100」のように背面ディスプレーの左側にメニューなどのボタン類、右側にマルチセレクターを置くレイアウトのほうがいいと思うのだが、共通化はされていない。おそらく別のユーザー層が購入すると考えているのだろう。

 また、カタログには「EXPEED」搭載がうたわれているが、EXPEEDは画像処理のコンセプトであり、具体的なチップ名などを示しているわけではない。一眼レフとは異なる画像処理エンジンが搭載されていると考えたほうがいいだろう。

バッテリーとSDメモリーカード
バッテリーはコンパクトなEN-NL5。記録メディアはSDメモリーカード

 バッテリーはコンパクトな「EN-NL5」でCOOLPIX P5100と共通。カタログスペック上の撮影枚数は約250枚となっている。CIPAの測定基準は比較的厳しいものなので、特に使い方に気を使わなくても、それよりは大目の枚数は撮れるだろう。一日で1000枚以上撮るようなヘビーな使い方をする人は別だが、そうでないのであれば丸1日持ち歩いても十分な性能といえそうだ。

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