ラインアップは4機種
新製品のラインアップは、最上位機種で1TB HDDを内蔵する「RD-X7」(予想実売価格16万円前後)、スタンダードモデルで500GB HDD内蔵の「RD-S502」(同11万円前後)、300GB HDDを内蔵する「RD-S302」(同9万円前後)、コストパフォーマンスモデルの「RD-E302」(7万円前後)となる。
発売はX7、S502、S302が6月中旬、E302は7月上旬だ。
X7、S502、S302は地上/BS/CSデジタルチューナー×2、アナログチューナー×1を内蔵。MPEG-4 AVC(H.264)での録画が可能で、DVDメディアにフルHD映像を記録できる「HD Rec」に対応する。最下位のE302はデジタルとアナログチューナーが各1つずつで、MPEG-4 AVC録画も非対応となる。
全機種とも、搭載されている光学式ドライブはDVD+R/RWに対応しないDVDマルチドライブだ(X7はカートリッジ DVD-RAMメディアにも対応)。
HD DVDはいらないけどBlu-rayはほしいか!?
東芝のHD DVD撤退発表後、ASCII.jpでDVD/HDDレコーダー「VARDIA」についてのアンケートを実施した。その結果は、約半数のユーザーはHD DVDがなくてもVARDIAの購入意欲はあるという結果だったが、うち約4割はBlu-ray Discに対応したら、という条件付きだった。
BDの搭載を希望する声は多いのだが、一方で今月8日に開催された同社の2010年までの経営方針説明においては、BD、というか次世代DVDについての言及はなく、HDDレコーダー自体にもほとんど触れることはなかった。
VARDIAがどういう方向に進むのか不透明だが、今後しばらくはDVDBBなど次世代DVDとは異なる方向に進むかもしれない。