新しいネットの情報に耳ざといアルファブロガーの間で、昨年冬からにわかに話題となっているサービスがある。それが、英語学習ソーシャルネットワーク「iKnow!」(関連サイト)だ。FlashやAjaxなどをうまく利用したサイトのデザインは評価が高く、気軽に学習できるユーザビリティーの高さから「こういうサービスが欲しかった」「10年ぶりに英語学習を再開した」という声が多数聞かれる。
また、これまでのSNSはユーザーが集まるだけで明確な目的がないものがほとんどだった。iKnowは「英語学習」という明確な目標の下に作られている点も興味深い。いったいiKnow!を作ったのはどういう人たちなのか? セレゴ・ジャパンのオフィスを訪れ、話を伺った。
2009年3月5日よりサイト名が「smart.fm (スマートエフエム)」に変更しました。
1ヵ月で13万時間のアクティブ率
── ネットでの評判はすごく高いようですが、いまユーザー数はどのくらいいますか? またアクティブ率は?
アンドリュー 7万5000人ぐらいですね。アクティブ率にはいろいろな見方があるけど、学習アプリケーションへの先月のアクセス数は、130万アクセスぐらい。30日以内に10回以上使っている人は3割ぐらいですね。学習した単語数は1100万程度です。ウチが一番興味があるのは、学習にかけている時間です。全時間をトータルすると、13万時間ぐらいですね。それも先月だけでですよ。そのぐらいみなさん積極的に使ってるんですよ。
── 熱心なユーザーの中にはいつ仕事しているのかと思うぐらいiKnow!をやっている人がいますよね。
長谷川 「これが仕事になっている」ような人もいますよ。今日はちょっと忙しいので、6時間しかできなかったというコメントがあったり(笑)。出勤してまずiKnow!と言う人もたくさんいます。
エリック 「iKnow!マラソン」をやっているユーザーがいましたね。24時間徹底的にやってて、周りの人たちが「まだやってるの!?」なんて言って応援してたり。