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松下電器、高感度4倍ズームマイクを搭載したICレコーダーを発表

2008年01月22日 17時57分更新

文● 編集部 小浜雅胤

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 松下電器産業(株)は21日、4倍ズームマイクを搭載したICレコーダー2機種を発表した。ラインナップは内蔵フラッシュメモリーの容量が2GBの「RR-US950」と、1GBの「RR-US750」。価格はオープンプライス。予想実売価格は順に2万5000円前後、2万円前後。3月15日に発売予定。

「RR-US950」「RR-US750」

左が「RR-US950」、右が「RR-US750」

 RR-US950、RR-US750は、従来製品より性能を強化した4倍ズームマイクを搭載しているのが特徴。3つのマイクを内蔵し、本体前方の音を本体周囲の音に比べて、4倍の感度で録音できる。講演会や取材、インタビュー時などに狙った人物の音声を強調して録音できるという。

 録音モードは、講演会などで1人の声を狙って録音する場合の「ズーム」、会議などで複数の発言を録音する場合の「ワイド」、感度などを自分で設定できる「マニュアル」が用意されている。

 録音形式はMP3のみ。録音品質はステレオ・モノラル共にXP/LP/EPが用意されている。最大録音時間は、RR-US950の場合、最低品質のモノラルEPで約290時間20分、最高品質のステレオXPで約36時間10分となる。RR-US750の場合は最低約18時間、最高約145時間の録音が可能だ。

 パソコンとの接続はUSB 2.0のケーブル接続となる。入出力はヘッドフォン出力のみで、マイク入力などは用意されていない。本体サイズは幅約33.6×奥行き17.6×高さ115.0mm、重さはRR-US950が56g、RR-US750が44g。電源は付属の単4ニッケル水素充電式電池1本のほか、単4電池1本でも駆動する。付属の充電式電池はパソコンからUSB経由で充電可能(フル充電まで約2時間)。バッテリー駆動時間はRR-US950・RR-US750共に最大約20時間(付属充電池使用・モノラルEPでの録音時間)。


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