筺体の再現度は高い!
早速、購入した「ピカデリーサーカス貯金箱」をパッケージから出してみると、その筺体の再現度の高さに、思わずニンマリ。もちろん当時の「ピカデリーサーカス」は木製の筺体(当時のアーケードゲームの筺体は木製のものがほとんど)だが、プラスチック製に変更されたとはいえ筺体のバランスなどはかなり再現されている。ただし、当時子供だった「買う買う団」の記憶は正直あいまいで、記憶は美化するものということも付け加えておかなければならないだろう。
ゲームモードは3タイプ!
- 普通に貯金モード……当たった枚数と同じ数のランプが点灯。回転盤1周分のランプが点灯すると扉が開く(※5個の番号にそれぞれ4枚ずつ、最大20枚まで賭けることが可能)
- じっくり貯金モード……当たった枚数の半分の数のランプが点灯。回転盤1周分のランプが点灯すると扉が開く(※5個の番号にそれぞれ4枚ずつ、最大20枚まで賭けることが可能)
- クイックオープンモード……当たると必ず扉が開く。本モードの場合のみ“2” “4” “6” “10” “30”の5つの数字は同じ確率で当たる(※1カ所に賭けることができるは1枚、2カ所まで賭けることが可能)
「ピカデリーサーカス貯金箱」のルーレットゲームルールには往年の「ピカデリーサーカス」と違い少々アレンジがされており、上記の3モードを搭載する。モードの選択は乾電池を投入する際、もしくは左側面のリセットスイッチを押すことで“2” “6” “30”が点灯し、“2”を選択し場合「普通に貯金モード」、“6”の場合「じっくり貯金モード」、“30”の場合「クイックオープンモード」となる。
当時を知る「買う買う団」にとっては、少々残念だが、ルーレットが当たった数と同じ数のコインの払い戻しという高度なギミックは搭載されていない。ただし、売価が3000円台ということを考えると上出来だろう。
早速、乾電池をセットして、ルーレットに挑戦してみた。子供の時の駄菓子屋以来なのでドキドキでテンションはかなり高まる!モードにもよるが「普通に貯金モード」「じっくり貯金モード」の場合は、コインを入れた分だけベットボタンを押すことができるのでついついコインを入れてしまい、財布の小銭はすべて「ピカデリーサーカス貯金箱」に飲み込まれてしまった。ゲーム性も手伝ってか貯金効果は相当高いと思われる。ただし、当たりが出れば払い戻しが行われるので、貯金がちゃんとできるかはその人次第といったところだろうか。
なお、筺体の背面から仕切り板を抜くことで硬貨払い戻し、仕切り板ありでは払い戻し口に景品を入れて楽しむこともできる。
また今回の「ピカデリーサーカス貯金箱」にも単3形乾電池が付属していないので購入する際には単3形乾電池3本の購入を忘れないでほしい。というか、最近のおもちゃは乾電池は付属しないのがデフォですかね。
次ページでは「ピカデリーサーカス貯金箱」の動画を掲載したので、その懐かしいサウンドと光の具合をご覧いただこう。
(次ページへ続く)