有限責任中間法人JPCERT コーディネーションは15日、緊急6件を含む“2007年8月 Microsoft セキュリティー情報に関する注意喚起”を行なった。
JPCERT/CCは、マイクロソフト(株)から2007年8月のセキュリティー情報が公開され、この情報には深刻度が“緊急”のセキュリティー更新プログラムが6件含まれていると発表。これらの問題はMicrosoft Update、Windows Update、Office Updateなどで対応できる。緊急の更新プログラムは以下のとおり。
・XML コア サービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される (936227)
・OLE オートメーションの脆弱性により、リモートでコードが実行される (921503)
・Microsoft Excel の脆弱性により、リモートでコードが実行される (940965)
・Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (937143)
・GDI の脆弱性により、リモートでコードが実行される (938829)
・Vector Markup Language の脆弱性により、リモートでコードが実行される (938127)