(株)ロジクールは10日、起伏のあるキー配置とカーブを取り入れたデザインを採用するコードレスキーボードと、コードレスキーボードのセット『Cordless Desktop Wave』(LW-3000)を9月7日に発売すると発表した。価格はオープンプライス。直販サイト“ロジクールオンラインストア”では1万1800円で販売する。
LW-3000は、コードレスキーボード、コードレスマウス、USBレシーバーの3点で構成されるセット。
キーボードは、キーの高さを変えてキー配列を波打つようにデザインした“コンフォート ウェーブ デザイン”を新たに採用している。キー配列の高さをゆるやかな左右へのウェーブ形状にすることで、長さが違う各指が自然に収まるように打鍵できるという。また、パームレストは柔らかく膨らんだ形状になっており、長時間の利用でも手や指の負担を軽減できるという。電池残量が少なくなると矢印キー下部にあるLEDが点灯して知らせる“電池残量インジケータ”を装備する。
OSがWindows Vistaの場合は“フリップ3D”、“Windowsサイドバー”、“ガジェット”を起動するホットキーが利用できる。Vista用ガジェットとして、“Caps Lock”、“Num Lock”、“Scroll Lock”の状態を確認できる“ステータスインジケータ”、“打鍵速度インジケータ”、“Backspace”を押した回数をカウントする“打鍵ミス追跡ツール”の3種類を用意している。これらのガジェットは同社のウェブサイトから無料でダウンロードすることで利用できる。
キー配列は日本語レイアウトの107キーで、キーピッチは19mm。無線帯域は27MHzを採用し、操作可能距離は約1m。本体サイズは幅480×奥行き253×高さ41mm、重量は960g。3段階の傾きを設定できる“チルトスタンド”を備えている。電源は単3形アルカリ乾電池×2本を利用し、約15ヵ月の使用が可能。保証期間は5年間。
マウスは、不可視レーザー方式のトラッキングを採用し、解像度は800dpi。ボタン数は5個(ホイールボタンを含む)。キーボードと共通のレシーバーで利用が可能となっている。サイズは幅68×奥行き120.5×高さ41.2mm、重量は87gで、ソフトラバーグリップが採用されている。電源は単3形アルカリ乾電池×2本を利用し、約6ヵ月の使用が可能。
USBレシーバーは、パソコンのUSBポートに接続して使う受信機。本体サイズは幅21×奥行き65×高さ9.5mm、重量は9g。操作可能距離は約1m。対応OSは、Windows Vista/XP、Mac OS X 10.3.9以降。アプリケーションソフトとして『SetPoint 4.0KJ』が付属する。Mac OS Xで利用する場合は、別途ウェブサイトで“LCC(ロジクールコントロールセンター)ソフトウェア”をダウンロードする必要がある。保証期間は5年間。