KDDI(株)および沖縄セルラー電話(株)は26日、日本から持ち込んだ携帯電話機を海外でもそのまま利用できる国際ローミングサービス“GLOBAL PASSPORT”(グローバルパスポート)の対応国に、ブラジルを追加すると発表した。今月31日から利用できる。
ブラジルで利用可能となるのは、音声通話のみ。GLOBAL PASSPORT対応携帯電話機を現地に持ち込めば、そのまま国内と同じ電話番号で音声通話が可能となる。ローミング先の事業者は“Vivo S/A”で、サービスエリアはサンパウロ、リオデジャネイロなど主要都市を含むブラジル全土だという。
料金は渡航先から現地への通話が1分130円、渡航先から日本や日本以外の国、ほかのGLOBAL PASSPORTを利用中の携帯電話機へは1分280円。また、着信した場合の着信料は1分190円となる。
なお、『A5527SA』、『A5514SA』、『A5505SA』については、渡航前に日本国内でローミングエリア情報をダウンロードしておく必要がある。