翼を持ったたい焼き泥棒!
はかなさ炸裂の表情がGood!!
こちらはゲームやアニメでおなじみの「Kanon」より、物語の鍵を握る月宮 あゆたん。うぐぅ~。
写真はすべてグッドスマイルカンパニーのプレスリリースより。
シリーズ前半の元気なイメージとは打って変わり、後半の“なくしたもの”を必死でさがすあゆたんがモチーフになっている。
あゆたんの顔は、ゲーム版よりはアニメ版に近い仕上がり。言うまでもないが、アニメ版とは京アニ版であるっ!!
マニアの基礎知識 “京アニ版”
今さら聞けないあなたにそっと耳打ち。「Kanon」は、テレビアニメが2回製作されている。1回目は東映アニメーション製作の「Kanon」。2回目が先ごろまでオンエアされていた京都アニメーション製作の「Kanon」だ。 まぁ、リンクを貼ったWebページを見てもらえば分かるとおり、蛭子 能収氏とみつみ 美里さんほどの絵の違いがある。ドッチがどうとは言わないが……。よってマニアの間では、東映アニメーションの「Kanon」はなかったものとして、記憶からデリートされているのだ。
そしてこのあゆたんには、ギミックがある。背中の翼リュックを取り外し、付属のクリアパーツを取り付けると!
大空を舞う翼から連想されるのは、夢や自由、成長といったポジティブなイメージだが、この翼はちょっと違う。羽の先がバラバラと傷ついたようになっていて、連想されるイメージをすべて否定するようにデザインされている! つまり物語り後半のあゆたんの心境を原型師の黒田 真徳氏がこの翼に込めているのだ! そ、そうですよね? 筆者の深読みじゃないはずだ! きっと、そうですよね?
アニメ版のOPの一番最後にも登場するこのシーン、フィギュアを見ているだけでも、あの時の感動が蘇り鳥肌が立ってこないか?
「Kanon 月宮 あゆ」は、マックスファクトリーから10月に発売される予定で、価格は5800円となっている。
ねんどろいどの“びんちょうタン”は
ヘタっていなかった!
もともとはPCゲームメーカーのアルケミストのマスコットだったのに、小さな子供たちや、世の女性たちに可愛い!と評判になり、テレビアニメにもなった「びんちょうたん」。ねんどろいろシリーズとして、殴りこんできた!
写真はすべてグッドスマイルカンパニーのプレスリリースより。
が! もともと侘び寂び癒しで、SDのヘタレキャラだけに、ねんどろいどになってもヘタってないのがミソ。顔パーツが変えられるのがわからなければ、頭身も顔も激似のびんちょうたんだ!
「ねんどろいど びんちょうタン」は、グッドスマイルカンパニーより10月に発売される予定で、価格は3000円となっている。
(次ページへ続く)