マイクロソフト(株)は5日、家庭用ゲーム機『Xbox 360』の上位モデルとして、HDMI出力端子や120GB HDDを搭載した『Xbox 360 エリート』を10月11日に発売すると発表した。価格は4万7800円。
Xbox 360 エリートは、米国で今年3月に発表された製品(関連記事)の日本版。1080p出力に対応したHDMI出力端子を標準搭載した点が、最も大きな特徴である。また、本体同梱のHDDが120GBとなり、従来機種の20GBから大幅に増量された。
HDMI出力やHDDの増量以外の本体仕様に大きな変更はない。光学ドライブも従来どおりのDVDドライブで、HD DVDドライブの搭載は行なわれていない。しかし、内蔵ドライブを使ったDVD再生や、別売りの『Xbox 360 HD DVD プレーヤー』と組み合わせたHD DVD再生時に、HDMI出力では1080pへのアップスケーリング出力が行なえる。
また、本体色も従来機種の“ホワイト+グレー”と異なり、全面“プレミアム ブラック”の渋いカラーリングとなった。製品には本体および同色のワイヤレスコントローラーに加えて、映像出力ケーブルやヘッドセットなど、多くのアクセサリー類が同梱されている。HDMIケーブルとD端子ケーブルの双方が付属する点は、消費者にとっては歓迎すべき点だろう。
- Xbox 360 エリートの主な同梱物
- Xbox 360 エリート本体、ハードディスク(120GB、ブラック)、ワイヤレスコントローラー(ブラック)、ヘッドセット(ブラック)、HDMI AVケーブル、D端子HD AVケーブル、LANケーブル、ACアダプターなど
前述のとおり、価格は4万7800円である。米国版の価格が479ドル(約5万8438円)である点を考慮すると、ほぼ2割引の価格での販売となる。