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ストロボ『AF200FG』も同時発表

ペンタックス、ゴミ除去機能“DR”やSDHCに対応した『K100D Super』を発売

2007年06月28日 12時59分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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ペンタックス(株)は28日、2006年5月に発表されたデジタル一眼レフカメラ『PENTAX K100D』の後継機種として、ゴミ除去機能“DR”(ダストリダクション)を搭載し、今後登場予定の超音波モーター内蔵レンズ“SDM”に対応する『PENTAX K100D Super』を7月12日に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、予想実売価格は7万円台半ば(本体のみ)、もしくは9万円前後(DA18-55mmレンズキット)。

PENTAX K100D Super

ペンタックスの『K100D Super』

K100D Superは、K100Dをベースに改良を施したデジタル一眼レフカメラ。撮像素子やレンズマウントなど、基本的なスペックはK100Dから変更ない(関連記事1)。変更点で特に大きいのは、上位機種の『PENTAX K10D』(2006年9月発表、関連記事2)と同様に、レンズ交換時に浸入・付着しやすいほこりやゴミを除去する“DR”機能を搭載したこと。また、K100Dではファームウェアアップデートで対応していた大容量メモリーカード“SDHC”も標準サポートしており、それを示すロゴマークがボディーに描かれている。このほか、外観上の特徴としては、左手側の滑り止め加工の色が変更され、超音波モーター採用のSDMレンズを制御するための電気接点をレンズマウント部に追加、などがある。こうしたハードウェア的な変更が加えられているため、K100Dユーザー向けのアップグレードサービスは用意されていない。

K100D Superの正面

K100D Superの正面

K100D Superの側面

K100D Superの側面

K100D Superの背面

K100D Superの背面

K100D Superのレンズキットの付属品

K100D Superのレンズキットの付属品

ソフトウェア面では、画像処理ソフトとして『PENTAX PHOTO Browser 3(Ver.3.10)』が付属(対応OSはWindows Vista/XP/2000)。また1GBのSDメモリーカードと、“アルチザン&アーチスト”とのコラボレーションによるオリジナルストラップ(および従来のペンタックスストラップ)が付属している。またレンズキットは、上記付属品に加えて三洋電機(株)の単3形充電池『eneloop』(エネループ)4本と充電器が同梱されたセットモデルとなっている(台数や期間などの制約は今のところ設定していないという)。



ストロボ『PENTAX AF200FG』

同時に、今年の“PMA”(米国で開催されたカメラ関連トレードショー)、“PIE 2007”(日本で3月に開催されたカメラ関連ショー)に出展されたストロボ『PENTAX AF200FG』が近日発売予定として正式発表された。発光の強さを示すガイドナンバーは20(ISO 100・m)もしくは28(ISO 200・m)。電源は単3形電池4本で、アルカリ乾電池、リチウム電池、ニッケル水素充電池に対応する。本体サイズと重量は、幅68×奥行き93×高さ83.5mm/190mm(電池別)。価格は1万8900円。


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